ファンデーション選びは、なりたい肌に近づくために重要です。しかし、どのように選んだらいいのか分からない、という方が多いのではないでしょうか。今回は「ツヤ肌」「マット肌」など、なりたい仕上がり別のおすすめファンデーション、肌の作り方やポイントについて解説します。

ファンデーションでどのような肌質を叶えられるのか

そもそも、ファンデーションでどのような仕上がりが叶えられるのでしょうか。適切なファンデーションを選ぶと、素肌だけでは実現しにくい、理想の肌に近づくことができます。そのため、まずはなりたい肌質をイメージしてみましょう。
ファンデーションを使うことで、実現しやすい仕上がりは以下の3つです。

  • 素肌感のあるツヤ肌
  • 落ち着いた雰囲気に見せるマット肌
  • 自然なツヤを演出できるセミマット肌

それでは、ツヤ肌、マット肌やセミマット肌の特徴と作り方について、もう少し詳しく解説していきます。

ツヤ肌、マット肌、セミマット肌、それぞれの特徴とは?

ツヤ肌、マット肌、セミマット肌のそれぞれの特徴やファンデーションによる仕上がりについて解説します。

【ツヤ肌】ナチュラルな素肌感

顔全体にツヤがあり、ハリのある潤った仕上がりです。みずみずしく、しっとりとした印象も与えます。ツヤ肌は、ナチュラルな素肌感が特徴で、ピュアな感じを演出したい人や若々しい印象を与えたい人におすすめ。潤った印象に仕上がるので、乾燥が気になる人にもぴったりの仕上がりです。

【マット肌】肌の悩みをしっかりカバーできる

ツヤを抑えた陶器のようなさらっとした仕上がりです。落ち着いた雰囲気を持ち、オフィスメイクとしてもふさわしいため、世代を問わずおすすめです。マット肌は、キメが整った上品な印象を与えます。肌などの肌の悩みをしっかりカバーしたい人や、脂性肌の人におすすめです。

【セミマット肌】肌の悩みをカバーしつつ、自然なツヤ感

マットよりややナチュラルな仕上がりで、ツヤ肌とマット肌の良い部分をちょうどよく持ち合わせている点が特徴です。マット肌ならではの落ち着いた上品さと、肌悩みをほどよくカバーしながら、自然なツヤ感もほしいという人におすすめです。

なりたい印象別おすすめのファンデーション

「こんな肌になりたい!」と理想の仕上がりがイメージできたら、それを叶えるファンデーションを選ぶ必要があります。ファンデーションによって仕上がりは異なるため、ツヤ肌、マット肌、セミマット肌の特徴をふまえて、理想を実現できるものを選びましょう。

ツヤ肌を作れるファンデーション

ツヤ肌を目指すには、保湿力が高く、伸びの良いリキッドファンデーションがおすすめです。リキッドタイプは保湿力が高めのため、乾燥肌に悩んでいる人にも便利。
ただし、オイリー肌の人の場合は、ベタついた感じになったり、メイクが崩れたりしやすくなる可能性があります。そんな時は、リキッドファンデーションよりもパウダーファンデーションの方がおすすめです。厚塗りにならないように、薄く塗ってツヤ肌を作りましょう。

マット肌を作れるファンデーション

マット肌を作るには、パウダーファンデーションがおすすめです。パウダーファンデーションは皮脂を吸着してテカリを抑えてくれるため、オイリー肌の人にとっては特に便利です。フェイスパウダーで仕上げると、さらにキメ細かくサラサラとしたマット肌に仕上がります。

セミマット肌を作れるファンデーション

ツヤ肌とマット肌の中間、セミマット肌を作るときは、リキッドファンデーション・パウダーファンデーションのどちらでも可能です。ただし、ファンデーションはマットタイプのものを選びましょう。セミマット肌を完成させるために、フェイスパウダーを使います。フェイスパウダーでツヤをプラスするぶん、ファンデーションはマットタイプがベストです。

ツヤ肌、マット肌、セミマット肌の作り方とポイント

ファンデーション選びができたら、次はメイクの仕方も押さえておきましょう。それでは、なりたい仕上がり別のファンデーションを使って、ツヤ肌、マット肌、セミマット肌の作り方とポイントを解説します。

ツヤ肌の作り方

1,スキンケアでしっかり保湿
ツヤ肌を作る上で重要なのは、保湿です。みずみずしくプルンとしたツヤ肌を目指すために、化粧下地を塗る前のスキンケアでしっかりと保湿しましょう。化粧水などで対策したら、すぐに化粧下地を塗るのではなく、5分程度馴染ませるのもポイントです。こうすることで、メイク崩れが起こりにくくなります。

2,部分的に下地を塗る
テカリやすいTゾーンや小鼻がオイリーになると、ツヤ肌の魅力が半減します。Tゾーンや小鼻には、部分用下地をつけて対策します。

3, ツヤ肌を作れるファンデーションを塗る
乾燥肌の人はリキッドファンデーション、オイリー肌の人はパウダーファンデーションを使い、頬、おでこ、あごにのせ、顔の内側から外側へ向かって伸ばします。厚塗りにならない程度に、目の周りや小鼻などくすみが気になる部分にはスポンジで重ねづけしましょう。

4,仕上げにパウダーをのせる
メイクブラシを使って、最後にパウダーをのせると素肌感のあるツヤ肌に仕上がります。

マット肌の作り方

1,下地とパウダーファンデーションをのせる
まずは下地を塗りましょう。そして、スポンジでファンデーションを頬、おでこ、顎の内側から外側に向かってのばしていきます。ここで大切なのは、肌にのせる前にしっかりとスポンジになじませること。ファンデーションをパフにとり、そのまま肌にのせるのではなく、一度パフを揉むようにしてなじませると、ムラになりにくく厚塗りを防げます。

どうしてもスポンジだと厚塗り感がでてしまう場合は、断面がフラットなブラシを使用するのもおすすめです。

2,フェイスパウダーを塗る
マット肌を仕上げるには、フェイスパウダーがマスト。色ムラがなく、フラットで陶器のような肌に仕上がります。

3,全体にフェイスパウダーをのせて完成
メイクは、できるだけ長時間ベストな状態を保つことも大切です。あらかじめ、化粧崩れを起こしやすい部分に、フェイスパウダーを重ねづけましょう。こうすることで、粗の無いマット肌が完成します。

セミマット肌の作り方

1,頬やおでこに部分的にマット感のあるファンデーションを置く
セミマット肌を作るには、化粧下地もファンデも薄塗りがポイントです。ファンデーションはおでこと頬にちょんちょんとのせ、スポンジやブラシで伸ばしましょう。

2,カバーしたい部分に重ねづける
薄くファンデーションをのせたら、しみやくすみなどが気になる部分にだけ、ファンデーションやコンシーラーをなじませてカバーします。あくまでもカバーしたい部分だけ、ポイントでトントンとなじませて、全体が厚塗りにならないように注意します。

3,仕上げにツヤのあるフェイスパウダーをのせる
仕上げは、フェイスパウダーでツヤをオン。Tゾーンや小鼻の周りなどテカリやすい部分に軽くパウダーをのせることで、程よいツヤ感のあるセミマッド肌に仕上がります。

自分の肌質を知り、なりたい肌を叶えるファンデーション選びを

今回はマット肌、ツヤ肌、セミマッド肌それぞれの特徴と、なりたい肌を叶えるおすすめのファンデーションや肌の作り方をご紹介しました。
ファンデーションはそれぞれ特徴があります。なりたい肌を叶えるには、適したファンデーション選びと塗り方をマスターすることが大切です。肌質によって、目指したい印象が同じでも使うファンデーションが異なる場合があるため、乾燥肌がオイリー肌かどうかでもよく検討し、適切なものを選ぶよう注意しましょう。

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