ファンデーションの塗り方を徹底解説!
いつも何気なく使っているファンデーション。実は塗り方によって、仕上がりが大きく異なります。ツヤ肌やマットな陶器肌などファンデーションの仕上がりは様々ですが、塗り方によってなりたい仕上がりを叶えることができます。今回はファンデーションの正しい塗り方と、仕上がり別のポイントを紹介します。
目次
これで安心!ファンデーションの基本的な塗り方をマスター
自分のファンデーションの塗り方があっているのか、疑問を持つことはありませんか?テクスチャーや使う道具によって、ファンデーションの塗り方のコツは異なります。まずは、基本的なファンデーションの塗り方について解説していきます。
ファンデーションの持ちを良くさせるメイク下地の塗り方
ファンデーションをきれいな仕上がりに見せるためには、メイク下地が重要な役割を果たします。下地には、ファンデーションと肌を密着させる効果と、肌のうるおいを保つ効果があります。
①手のひらに下地を取り、頬、おでこ、あご先、鼻筋の5点に置く
②頬から伸ばし、指の腹で顔の中心から外へ向かってすべらせる
③おでこは真ん中から生え際へ、鼻筋は上から下へ、あご先はフェイスラインに沿って馴染ませる
④目の周りと口周りはメイクの最後に仕上げるので、薄くつける
パウダーファンデーションの塗り方
・パフを使う場合
①ファンデーションの付属パフの短辺を指先で持ち、1/2面にファンデーションをとる
②頬の内側から外側に向かってなじませていく、この時力を入れすぎない
③人さし指でパフの角を押さえるようにして持ち、角にファンデーションをとる
④小鼻など肌が気になる部分に円を描くようになじませていく
・ブラシを使う場合
①ブラシの先をファンデーションの表面に当てながら、なでるようにパウダーを取る
②余分なパウダーを取るため、ティッシュペーパーにトントンと押し付けるように払いながら、ブラシの内側になじませる
③ブラシを頬に軽く当て、外側へと動かしファンデーションを伸ばす
④口元からあごまでのばして目の下部分を仕上げる
⑤額の中心から外側に向け少量のファンデーションをのばす
⑥少量のファンデーションを鼻筋、小鼻へと塗っていく
リキッドファンデーションの塗り方
・パフを使う場合
パフを使うとしっかりカバーしたような仕上がりに。
①手のひらにリキッドファンデーションを1プッシュとり、パフに少しずつつける
②頬・おでこ・鼻・あごの4回に分けて、中心から外に向かって塗り、伸ばすこの時、一度につけすぎず、薄く重ねるようにして塗るのがポイント
③パフに残ったファンデーションで目のまわり・小鼻のまわりを軽く押さえるようになじませる
④リキッドファンデーションのついていない面で、フェイスラインから首筋に向かってぼかす
・ブラシを使う場合
ブラシを使うとナチュラルな仕上がりに。
①豆粒大より少量のファンデーションを手の甲にとり、1/3の量をブラシの毛先に含ませる
②頬の中心から外側に向けて下へと少しずつずらしながら塗っていくこの時力を入れすぎないよう注意する
③ブラシの先に少量のファンデーションを足し、額の眉間から生え際に向けてブラシを動かし塗っていく
④さらに残ったファンデーションを小鼻と、目の周辺を目頭から目じりに向けて塗る
⑤ムラのある部分をなじませる
ツヤ肌?陶器肌?なりたい仕上がりに合わせた塗り方
マット系の肌にしたいか、ツヤ系の肌に仕上げたいかで塗り方は変わってきます。コツをつかみ、なりたい仕上がりを使い分けましょう。
ツヤ肌仕上げの塗り方
乾燥が気になる年齢肌も、肌に吸い付くような伸びの良いクリーミーなファンデーションを使うことでツヤ感がある、みずみずしく潤っている印象に。
①スキンケアでしっかり保湿
②テカリやすいTゾーンや小鼻に、部分用下地をつける
③ツヤ肌を作れるファンデーションを、頬、おでこ、あごにのせ、顔の内側から外側へ向かって伸ばす
④スポンジで目の周りや小鼻などくすみが気になる部分には重ねつけする
⑤メイクブラシを使って仕上げにパウダーをのせる
マット肌仕上げの塗り方
ツヤを抑えキメの整った陶器肌を演出するには、パウダーファンデーションを使うのがおすすめです。
①下地の後に、スポンジでファンデーションを頬、おでこ、顎と内側から外側に向かってのばしていく
この時、スポンジだと厚塗り感がでてしまう場合は断面がフラットなブラシを使用するとよい
②フェイスパウダーを厚めのパフになじませ、塗る
③皮脂が多く化粧崩れを起こしやすい部分に、フェイスパウダーを重ねづけする
シミやしわ!肌の悩みをカバーする塗り方
肌の悩みは誰もが隠したいものです。カバーしたいがためにファンデーションを塗りすぎていませんか?そこで、しわやシミの正しいカバーの仕方を紹介します。これをマスターすることで、肌の悩みを自然にカバーすることができます。
しわやほうれい線に溜まる
ファンデーションを多く取りすぎる可能性があるので、適量を使いましょう。また、メイク前に保湿をすることで、皮脂を抑えることができます。特に、乾燥肌の場合は肌に潤いを与えることで、ファンデーションの密着度が上がります。表情筋が動いてもしわやほうれい線にたまりにくい、クリームやリキッドタイプがおすすめです。
①メイク前に保湿する
②保湿効果のある下地を、パールひと粒大取り顔全体に薄くのばしていく
③両手を使ってハンドプレス
④高保湿のクリームファンデを、シワが気になる部分に薄く丁寧に塗り込んでいく
⑤下地と同様、内側から外側へファンデーションを伸ばす
⑥シワの気になる部分を広げ、ファンデーションを入れ込みなじませる
⑦圧をかけないようにルースパウダーで仕上げる
⑧最後にしわやほうれい線に粉がたまっていないか確認
シミが気になる
シミをファンデーションでカバーする際に、気になるのが化粧崩れです。この場合も保湿をしっかり行い、カバー力を上げる準備をするのがポイント。ファンデーションだけでカバーが足りない場合は、コンシーラーを使うとよいでしょう。
①メイクに前に保湿をし、下地をパールひと粒大取り顔全体に薄く伸ばしていく ②ファンデーションをおでこ・あご・鼻・両砲頬にのせ内側から外側へ伸ばしていく ③リキッドタイプの場合ムラにならないよう、スポンジで密着させる。何もつけていないスポンジで、軽く叩き込むようにポンポンと押さえる ④全体的になじませたら、シミが気になる場所に重ね付けする。この時、広い範囲につけすぎずピンポイントに塗るイメージで ⑤スポンジで軽く叩いてなじませる
正しいファンデーションの塗り方を知れば、なりたい肌を演出できる!肌の悩みも塗り方でカバーしよう
今回はファンデーションの塗り方ついて紹介しました。ファンデーションの塗り方によって、肌の仕上がりはかなり異なってきます。使う道具によっても仕上がり、塗り方のポイントは異なるので、自分に合ったものを選びましょう。またファンデーションを塗る前には必ず保湿をし、下地を使用しましょう。塗り方次第では、お肌の悩みもうまくカバーできますので、ファンデーションの塗り方をマスターし、なりたい肌を叶えましょう。
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