ファンデーションの種類を徹底解説!肌質や季節に合わせた使い分けも紹介
ファンデーションには様々な種類があります。自分に合ったものをどのような基準で選び、使い分けするのがよいのか迷いますよね。美しい肌を叶えるには、仕上がりや肌の状態、季節によって使い分けるのがコツです。今回は、ファンデーションにはどのような種類があるのか、また使い分けのポイントを紹介していきます。
目次
ファンデーションの種類にはどんなものがあるのか
まずは、ファンデーションの種類を見てみましょう。代表的なファンデーションの種類には5つあります。
- パウダーファンデーション
- リキッドファンデーション
- クリームファンデーション
- クッションファンデーション
- ミネラルファンデーション
ファンデ―ションを選ぶときには、以上の5つのポイントを意識することが大切です。それでは、実際にファンデーションの選び方について、ポイント別で詳しく見ていきましょう
パウダーファンデーション
パウダーファンデーションの特徴
ファンデーションの中でも特に多くの人に使われており、販売されている種類も豊富なのがパウダーファンデーションです。 粉末を固めた固形型のファンデーションで、仕上がりはマットになるものが多く肌を均一に整えてくれます。 ヒアルロン酸配合やオイルフリーなど商品によって含まれる成分は様々で、肌のタイプに合わせて選びやすいのも特徴です。
パウダーファンデーションのメリット
- 持ち運びやしやすく、塗りやすい
- 化粧直しがしやすい
- ムラになりにくく、ナチュナルに仕上がる
- 油分が少なく、肌の余分な皮脂を抑えてくれるので比較的化粧崩れしにくい
パウダーファンデーションのデメリット
- 乾燥しやすい
- 肌への吸着力が低いものだと、崩れやすい
- 塗り方によっては厚塗り感が出てしまう
リキッドファンデーション
リキッドファンデーションの特徴
液体タイプのファンデーションで、柔らかく伸びのいいテクスチャーのものが主流です。油性成分を液体化したもので、一般的に水分量が一番多く含まれています。トレンドのツヤ肌を簡単に作ることができ、パウダーと併せて使えばセミマットな肌を演出することもできます。また、ナチュラルな仕上がりからしっかりカバーまで、塗り方によって仕上がりが自在なのも特徴です。
リキッドファンデーションのメリット
- 厚塗り感が出にくく、自然な素肌感を演出できる
- 水分が多いので、保湿効果が期待しやすい
- 伸びが良く、肌へ密着しやすいのでよれにくい
リキッドファンデーションのデメリット
- 使用感が重めなので、べたつく感覚が苦手な人には適さない
- 崩れるとメイク直しにやや手間がかかる
- 密着する分、クレンジングの手間がかかる
クリームファンデーション
クリームファンデーションの特徴
クリームファンデーションは、リキッドファンデーションよりも油分を多く含んでいます。また、固めのテクスチャーでよりしっとりとしている点が特徴です。フィット感があり、しっかりとカバーしてくれるため、肌やシミが気になる人にぴったりです。また、たっぷりと肌を潤す成分を含んでいるものが多いので、乾燥による化粧崩れが気になる方にも最適です。
クリームファンデーションのメリット
- 配合油分が多いため保湿力がある
- 密着度が高いので、肌やシミのカバーができる
- 厚塗り感の出やすいコンシーラーを使わず、クリームファンデーション1つで、肌トラブルをカバーできる
クリームファンデーションのデメリット
- 皮脂の油分と混ざるとヨレや崩れ、テカリの原因になってしまう
- カバー力がある分、ぬり方によっては厚塗り感が出やすい
- 密着度が高い分、クレンジングの手間がかかる
クッションファンデーション
クッションファンデーションの特徴
韓国発祥のファンデーションで、近年日本で愛用する人が増えています。クッションスポンジにリキッド状のファンデーションがしみ込んでおり、クッションから付属のパフにファンデーションを取って塗るタイプです。ナチュラルなカバー力が特徴で、パウダーとリキッドの中間くらいの、さらっとした付け心地も魅力です。
クッションファンデーションのメリット
- ツヤ肌が演出しやすい
- リキッド状のファンデーションでありながらも、パウダーファンデーションのように簡単に扱え、化粧直しもしやすい
- 水分量が多いので、保湿効果も高い
クッションファンデーションのデメリット
- 量や塗り方の調整が比較的難しい
- ツヤ感がたっぷり出る分、オイリーに見えやすい可能性も
- 常に湿った状態なので、そのまま保管していると衛生面で良くない
ミネラルファンデーション
ミネラルファンデーションの特徴
ミネラルファンデーションは、天然のミネラル(鉱物)、酸化鉄のマイカ、酸化亜鉛、酸化チタンの4つのミネラルを主成分としたファンデーションのことを指します。タルクや防腐剤など肌を刺激する成分が配合されていない点が特徴で、パウダータイプ、リキッドタイプの両方があります。
ミネラルファンデーションのメリット
- 肌への負担が少ない、肌が弱くても使いやすい
- 軽い付け心地で快適
- 石鹸のみでオフできるものなどが多く、メイク落としが簡単
ミネラルファンデーションのデメリット
- 他のファンデーションと比べると、カバー力が劣る
- 厚塗りしすぎるとぼってりとした印象に、シワなどが目立ちやすくなる
ファンデーションの種類の使い分け
ファンデーションを使い分けるには、いくつかの基準があります。 以下の3点はファンデーションを上手に使い分け、きれいな肌を演出するために重要なポイントです。
- 仕上がり
- 年齢別
- 肌質と季節
仕上がりでファンデーションを使い分ける
マットに仕上げる
陶器のようにさらっとした仕上がりにしたい場合は、キメの整った印象の仕上がりになるパウダーファンデーションがおすすめです。パウダーファンデーションは、シミや肌などを厚塗り感なく均等にカバーしやすい点で便利。マットな肌に仕上がると、上品で大人な印象になり、きちんと感も得られます。
つや肌に仕上げる
全体的にツヤ感があり、うるおいのある雰囲気にしたい場合は、肌へのフィット感があるリキッドファンデーションやクリームファンデーションがおすすめです。つや肌は、立体感や湿度を感じさせ、健康的で透明感のある印象につながります。テカりが気になる方は、皮脂吸着成分が入ったものや、気になる場所にフェイスパウダーを乗せるなどの対策も必要です。
年齢別でファンデーションを使い分ける
20代
20代は、比較的水分と油分のバランスが取れている年代ですが、クマやニキビ、テカリなどお肌の悩みが増えていく年頃でもあります。これらの悩みをカバーするためにファンデーションを塗りすぎてしまうと、老けて見えてしまうため注意が必要。自然な質感や、透明感が出やすいものを選ぶのがおすすめです。
30代
30代になると、20代よりも肌がよりデリケートになり、乾燥、くすみ、肌が開く、皮脂など悩みが多岐にわたるようになります。カバー力があり、かつエイジングケア(※年齢に応じたケア)をしてくれるようなファンデーションを選ぶと良いでしょう。
40代
30代に加えて肌が開いたり、加えてシワやほうれい線がくっきりしてきたりする世代です。小じわはファンデーションがよれてしまう原因にもつながり、厚塗りすると実年齢よりも老けて見える可能性が高まります。そのため、シワのカバーと厚塗り防止の観点から、伸びの良いファンデーションを選ぶことが大切です。美容成分が入っているものや紫外線対策ができるものを選ぶと、肌トラブル軽減にもつながります。
50代
50代になると、肌が開いたり、くすみがでたりなどの肌トラブルに加えて、シワの増加や肌のトーンが落ちる、ハリがなくなるなど多くの悩みが出てくるようになります。 ファンデーションを選ぶ上で、自分の肌の悩みを知り、品質のいいものを見つけましょう。肌に合ったカラーのものを選ぶと、より肌になじみ健康的で上品な印象につながります。厚塗りは老けた印象を与えるので、さらっと薄付きに仕上がり、かつカバー力があるものがおすすめです。肌を健康に保つために、刺激性の少ないものを選ぶなど、品質にもこだわることをおすすめします。
肌質と季節でファンデーションを使い分ける
自分に合ったファンデーションを選ぶとき、一年中同じものを使うのはあまりおすすめできません。肌のタイプと季節に応じて、上手に使い分けましょう。
脂質肌タイプ
オイリーな肌の原因は、実はお肌の乾燥と言われています。お肌が乾燥することで、皮脂が余分に出てしまうため、脂質肌につながります。そのため、テカリを抑えながら保湿できるものを選ぶ必要があります。 春夏は保湿力の高いファンデーションをのせた後に、仕上げとしてフェイスパウダーでテカリを部分的に抑えましょう。秋冬は特に乾燥しやすいので、保湿成分を含み、マットな仕上がりのパウダーファンデーションがおすすめです。
乾燥肌タイプ
乾燥が気になるお肌には、保湿力の高いファンデーションを選ぶことが重要です。しっとり感の強いクリームタイプのファンデーションが特におすすめ。春夏は、リキッドファンデーションを使い、秋冬はリキッドタイプよりしっとり感の強いクリームファンデーションに変えるなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。
ファンデーションの種類は様々!自分の肌に合ったものを選びましょう
今回はファンデーションの種類について詳しく紹介しました。ファンデーションにはいくつか種類があります。健康的できれいな肌を演出するにはそれぞれの特徴を知り、自分に適したものを選ぶことが大切です。 ファンデーションを選ぶ時に悩む場合は、肌の悩みや仕上がり、季節などを考慮して選ぶとよいでしょう。また、年代によっても適するファンデーションが異なるため、自分の年齢に合ったものを選びましょう。
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